こんな方に向けての記事です。
- エンジニアになりたいけど、実際に忙しいかが気になる人
- 忙しいのを回避する方法が知りたい人
「エンジニアは忙しい」という噂を聞いたことがあると思います。
私もエンジニアとして働く前には、この噂が気になっていました。
結論から言うと、基本的には忙しくないです。
確かに、たまに忙しい時期があることもありますし、一部いつでも忙しい人は存在します。
(どこの業界でもそうかもしれませんが。)
今回の記事では、私の8年間のエンジニア経験をもとに、エンジニアの忙しさについて徹底解説します。
忙しいのは嫌いです…!
エンジニアは本当に忙しいのか?実務経験から徹底解説
エンジニアの忙しさは、一般的に勤務先や職種、担当プロジェクトによって大きく異なります。
- ベンチャー企業:
裁量権が大きく、自分の裁量でプロジェクトを進められるため、やりがいのある仕事が多いです。
一方で、納期が厳しい案件も多く、残業や休日出勤が多い傾向があります。 - 大企業:
分業が進んでいるため、個人の裁量権が少なくワークライフバランスを取りやすい環境が整っていることが多いです。 - 開発案件:
新しい技術を学びながら、モノ作りをする楽しさを味わえます。
一方で、スケジュール管理がうまく行かない場合、短期間で一気に忙しくなることがあります。 - インフラ案件:
システムの安定稼働を守るという責任感を感じられる仕事です。
一方で、24時間365日対応が必要なため、土日や夜間に急に呼び出しをされる場合もあります。
私の場合は、ベンチャー企業でWeb系エンジニアとして客先常駐として様々な会社で働いた後、今は転職して大企業で働いています。
ベンチャー企業で客先常駐として働いていたころは、客先の忙しさによって忙しさがまちまちでした。
客先常駐で実際に働いてた箇所を以下に記載しておきます。
- 電力会社(大企業)
- IT会社(大企業)
- 受託開発企業(中小企業)
- SIer開発企業(中小企業)
- コンサル企業(大企業)
それぞれについて解説していきます。
電力会社(大企業)
1ヶ月の平均残業時間は15時間ほどでした。半年居ましたが、土日出勤も1度だけありました。
私がまだ新人だったのもあり、結構忙しかったです。
一緒に働いていた先輩が結構フォローしてくれました。
IT会社(大企業)
残業はほぼありませんでした。土日出勤もありませんでした。
ここはプロジェクト全体で残業をなくそうという動きがあったので、忙しくても調整してもらえたりしました。
受託開発企業(中小企業)
1ヶ月の平均残業時間は3時間ほどでした。土日出勤はありませんでした。
この辺では私も仕事をこなせるようになったので、多少は忙しかったですが過度な残業をするほどではありませんでした。
しかし、常駐先の社員さんは結構忙しそうで、おそらく1ヶ月の平均で20時間くらいは残業してそうでした。
SIer開発企業(中小企業)
残業はほぼありませんでしたが、1ヶ月だけ10時間ほど残業しました。
ここは暇な時期と忙しい時期の差が大きく、「やることないから勉強しておいて」といった時期もありました。
コンサル企業(大企業)
残業はほぼありませんでした。土日出勤もありませんでした。
ここは個人の裁量が大きく、しっかりと自分のやることをやっていれば残業することはありませんでした。
忙しいのを回避する方法?!
ンジニアは、忙しいというイメージが強い職業です。しかし、工夫次第で、忙しいのを回避することは可能です。
忙しさを回避する方法は、下記のとおりです。
- 自分の働き方にあった企業を選ぶ
- 自分のスキルに合った仕事を選ぶ
- タスク管理を徹底して、優先順位をつける
- 周囲に助けを求める
それぞれについて解説していきます。
自分の働き方に合った企業を選ぶ
エンジニアの働き方は、企業によって大きく異なります。
残業や休日出勤が多い企業
ワークライフバランス重視の企業
リモートワーク制度のある企業
ワークライフバランス重視の企業といってもなかなかわからないと思います。
リモートワークが出来る会社を選ぶと、ワークライフバランスも重視されている場合が多いのでおすすめです。
自分の希望に合った働き方ができる企業を選ぶことが、忙しいのを回避する第一歩です。
自分のスキルに合った仕事を選ぶ
エンジニアの仕事は、様々な種類があります。
- 開発案件
- インフラ案件
- コンサルタント案件
など、それぞれの仕事で求められるスキルは異なります。
自分のスキルに合った仕事を選ぶことで、無理なく仕事をこなすことができます。
タスク管理を徹底して、優先順位をつける
エンジニアは、複数のタスクを同時に抱えることが多いです。
タスク管理を徹底することで、漏れや遅れを防ぎ、効率的に仕事を進めることができます。
ToDoリストやスケジュールツールなどを活用しましょう。
また、すべてのタスクを同じように処理しようとすると、時間が足りなくなってしまいます。
重要度や緊急度を判断して、優先順位をつけましょう。
重要度の高いタスクから順番に処理することで、効率的に仕事を進めることができます。
周囲に助けを求める
これが一番大事です!
いつでも忙しい人はだいたいこれが出来ません。
一人で抱え込まず、必要に応じて周囲に助けを求めましょう。
チームで協力して仕事を進めることで、負担を軽減することができます。
エンジニアのワークライフバランスについて
近年、IT業界ではワークライフバランスが重視されるようになっています。
しっかりとした企業で働くことが出来れば、自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。
- リモートワークやフレックスタイム制を導入している企業も多く、ワークライフバランスを取りやすい環境が整っています。
- 副業などを行い、自分自身のキャリアを自由に設計することができます。
- 育児休暇や介護休暇などの制度も充実しており、家族との時間も確保しやすくなっています。
私の場合は、客先常駐から社内SEに転職し、リモートワーク制度を活用して
今までの通勤していた時間を副業などに充てています。
社内SEへの転職を考えている方は、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ
エンジニアの忙しさは、企業や職種、担当プロジェクトによって異なります。
しかし、工夫次第で忙しいのを回避することは可能です。
エンジニアの仕事に興味がある方は、忙しさを避ける工夫をしつつ、自分に合った働き方を見つけましょう。
忙しいのを回避して、快適なエンジニアライフを送りましょう。
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