こんな方に向けての記事です。
- エンジニアになろうとしている人
- 新人エンジニア
- 英語が苦手な人
結論から言うと、英語の勉強は必須ではありません。
しかし、英語が出来た方が便利な場面が多々あるのは事実です。
この記事では、エンジニアと英語の関連性、そして英語ができることによるメリットについて解説していきます。
私も英語は苦手です…!
エンジニアと英語の関連性
エンジニアと英語の関連性については、以下の通りです。
- プログラミング言語は英語が多い
- エラーメッセージは英語で書かれている
- 海外のエンジニアと一緒に働くことがある
- 多くの情報にアクセスできる
それぞれについて解説していきます。
プログラミング言語は英語が多い
多くのプログラミング言語は、英単語や文法をベースに作成されています。
簡単な英語力があれば、プログラミング言語を理解しやすく、コードを書くのも簡単です。
プログラミング言語内に英語が必要となる例を解説します。
- 変数名:
プログラミング言語では、変数に名前をつけます。
例えば、name
、age
、count
などの変数名がよく見られます。 - キーワード:
プログラミング言語には、if
、else
、while
などのキーワードと呼ばれる単語があります。 - 命令:
プログラミング言語には、コンピュータに指示を与える命令があります。
例えば、print
、input
、function
などの命令がよく使われます。 - ライブラリ:
プログラミング言語には、あらかじめ用意された機能をまとめたライブラリと呼ばれるものがあります。
海外で開発されたライブラリの機能を利用するため、英語で書かれたドキュメントを読む必要があります。
エラーメッセージは英語で書かれている
プログラミングをしていると、時々エラーメッセージが表示されることがあります。
多くのエラーメッセージは英語で書かれています。
英語に苦手意識を持っている人にとっては、内容を理解するのが難しいと感じるかもしれません。
ただし、英語が苦手な人でもエラーメッセージを理解することは可能です。
以下にいくつかのヒントを紹介します。
- エラーメッセージ全体を読む:
エラーメッセージ全体を読むことで、何が起こっているのかを把握しやすくなります。 - キーワードを調べる:
エラーメッセージには、重要な情報が含まれているキーワードがあります。
これらのキーワードをインターネットで調べると、エラーの原因や解決方法を理解することができます。 - 翻訳ツールを使う:
エラーメッセージがどうしても理解できない場合は、Google翻訳などの翻訳ツールを使うのも有効です。 - オンラインで情報を探す:
エラーメッセージの内容をインターネットで検索すると、同じエラーが発生した人たちの解決方法を見つけることができる場合があります。
海外のエンジニアと一緒に働くことがある
近年は海外のエンジニアと仕事をすることも増えてきています。
その理由についてみてみましょう。
- 海外企業とのプロジェクト増加:
グローバル化が進む中で、日本企業と海外企業の共同プロジェクトが増えています。 - 日本で働く外国籍エンジニアの増加:
近年、日本で働く海外エンジニアの数が急増しています。 - オフショア開発の増加:
オフショア開発とは、システム開発の業務を海外企業に委託することです。
このオフショア開発では、開発チームと連携をするために英語が必要となることがあります。
多くの情報にアクセスできる
IT業界に最新情報は、英語で発信されています。
そのため、最新情報やトレンドを知るために英語が必要となる場合があります。
また、日本語のサイトでは取り扱っていない、より専門的な情報や技術資料は英語で公開されていることが多いです。英語力があれば、幅広い情報にアクセスし、深く学ぶことができます。
英語ができるメリット
英語ができるメリットについては、以下の通りです。
- 情報収集能力の向上
- コミュニケーション能力の向上
- キャリアアップのチャンス
- 年収アップの可能性
それぞれについて解説していきます。
1. 情報収集能力の向上
IT業界の最新情報は、英語で発信されることが多く、日本語の情報が公開されるのを待つよりも早いです。
英語の情報は、ブログ、論文、ニュース記事、フォーラムなど、様々な形式で公開されています。
また、オープンソースソフトウェアのドキュメントやライブラリのAPIリファレンスなども英語で書かれていることが多いため、英語力があれば、より深く理解し、活用することができます。
2. コミュニケーション能力の向上
海外のエンジニアと一緒に働いたり、海外カンファレンスに参加したりする場面があります。
英語力があれば、これらの場面にて、円滑にコミュニケーションを取ることができます。
コミュニケーションを通して、異なる文化や価値観を理解し、視野を広げることもできます。
3. キャリアアップのチャンス
英語力が高いエンジニアは、キャリアアップのチャンスが広がります。
海外事業への異動や昇進、さらには海外企業への転職も可能になります。
グローバルな舞台で活躍することで、自身のスキルをさらに磨き、より高いキャリアを目指すことができます。
4. 年収アップの可能性
英語力が高いエンジニアは、英語力を活かせる仕事に就くことで、年収アップが期待できます。
海外企業や外資系企業では、日本企業よりも給与水準が高い傾向があります。
また、国内企業でも、英語力を活かせる専門職は高収入な場合があります。
英語が出来なくても大丈夫?
英語が苦手なエンジニアでも、問題はありません。
英語が苦手な初心者エンジニアに対するヒントを提案します。
- 日本語の情報収集を徹底する:
日本語で書かれた技術書、ブログ、ニュース記事などを活用しましょう。 - 積極的にコミュニケーションを取る:
チームメンバーや上司と積極的にコミュニケーションを取り、情報収集に努めましょう。 - 自身のスキルアップに集中する:
英語力よりも、プログラミングスキルや問題解決能力など、エンジニアとしてのスキルを磨くことに集中しましょう。 - 必要に応じて英語を学ぶ:
将来的に海外での仕事に興味があるなど、英語が必要になったタイミングで学習を始めるのも良いでしょう。
英語力は、エンジニアにとってプラスαの武器です。
焦らず、自分に合ったペースで学習を進め、自身の目標に向かって努力を続けましょう。
なお、エンジニアへの転職を考えている方は、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ
エンジニアにとって英語力は必須ではないものの、プラスαの武器となるスキルです。
英語学習は、スキルアップ、キャリアアップ、そしてグローバルな活躍への扉を開く鍵となります。
自分に合った方法で学習を続け、目標達成を目指しましょう!
自分の得意なことを伸ばしていきましょう!
コメント