こんな方に向けての記事です。
- エンジニアになりたい人
- 副業でプログラミングをやりたい人
- 初めてプログラミングにチャレンジしたい人
初めてのプログラミング言語選び、迷ってしまいますよね?
「何を学べば良いのかわからない」、「どの言語が自分に合っているのかわからない」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、初心者におすすめのプログラミング言語を、目的や興味別に詳しく解説します。
最適な言語を見つけるためのヒントがきっと見つかるはずです!
目的を考えてみよう
プログラミング言語は、なんと200種類以上もあります。
初めてのプログラミングにおすすめの言語は、あなたの目的や興味によって異なります。
例えば、下記の様な目的があると思います。
- Webサイトを作りたい
- アプリを作りたい
- ゲームを作りたい
- データ分析をしたい
それぞれの目的ごとに、主に使用されている言語について解説していきます。
Webサイトを作りたい
Webサイトを作りたい場合、まず以下の3つの言語はほぼ必須です。
- HTML:Webサイトの土台となる言語です。文章や見出し、画像などの配置を記述します。
- CSS:Webサイトのデザインを決める言語です。色やフォント、余白などを設定します。
- JavaScript: Webサイトを動的にする言語です。だいたいサイトで動いている個所はこの言語です。
この3つは主に画面上の見た目や動きにかかわる言語となります。
まずはこの3つはセットで覚えておくといいかもしれません。
そして、より高度なWeb開発を行う場合、下記の言語のいずれかが必要となります。
- PHP:
wikipediaやFacebook等使用されているサイトが非常に多く、習得が比較的簡単です。 - Ruby:
X(旧Twitter)や食べログ等で使用されています。ほかの言語と比較して、汎用性が高いです。
アプリを作りたい
アプリを作るには、主に以下の3つの言語が使用されます。
- Swift:
Apple製品向けのアプリ開発に特化した言語です。直感的でわかりやすく、初心者でも比較的習得しやすいのが特徴です。 - Kotlin:
近年人気が高まっている言語です。Android向けのアプリ開発に特化した言語です。Javaよりも簡潔で読みやすく、開発効率が向上します。 - Java:
汎用性の高い言語で、Androidアプリ開発にも広く使われています。安定した仕事に就きたい人にもおすすめです。
ゲームを作りたい
ゲームを作るには、主に以下の3つの言語が使用されます。
- C言語:
- 処理速度が速いため、ゲームエンジンや3Dゲーム開発などに使用されます。
- C++:
- C言語よりも高度な機能を持つ言語です。大規模なゲーム開発や、コンシューマゲーム開発などに使用されます。
- Unity:
- 近年人気が高まっているゲームエンジンです。
プログラミング知識がなくても、比較的簡単にゲームを作ることができます。
- 近年人気が高まっているゲームエンジンです。
データ分析をしたい
- データ分析には、主に以下の2つの言語が使用されます。
- Python:
機械学習やAI(人工知能)との連携が容易なのが特徴です。
初心者でも比較的簡単にデータ分析を始めることができます。 - R:
統計分析に特化した言語です。学術論文や研究報告書の作成にもよく使用されます。
Pythonよりも統計分析に特化しており、より高度な分析が必要な場合に適しています。
おすすめ言語
上記で紹介した言語のうち、初心者に特におすすめな言語について解説します。
初心者向けのおすすめ度★をつけました。
- HTML/CSS(★★★★★)
- JavaScript(★★★★★)
- PHP(★★★★)
- Java(★★★★)
- Ruby(★★★)
それぞれについて、おすすめ度を付けて詳しく解説していきます。
HTML/CSS
おすすめ度は★★★★★です。(Web開発をするのであれば必須)
Webサイトの見た目を作成します。すべてのWebサイトに使用されています。
プログラミング言語ではありませんが、Web開発を始めるなら最初に学ぶ必要があります。
HTMLは、Webサイトの構造を定義する言語です。
文章、見出し、画像、動画などの要素を配置し、Webサイトの骨格を作ります。
CSSは、Webサイトの見た目を装飾する言語です。HTMLで配置した要素に対して、色、フォント、サイズ、余白などを設定し、デザインを施します。
HTMLとCSSを組み合わせることで、
- 見やすく、読みやすいWebサイト
- ユーザーにとって使いやすいWebサイト
- 魅力的で、目を引くWebサイト
を作成することが出来ます。
JavaScript
おすすめ度は★★★★★です。(Web開発をするのであればほぼ必須)
Webサイトを動的にする言語です。ほぼすべてのWebサイトに使用されています。
サイトを見ていて、画面の動きがある箇所については、Javascriptが使用されているということです。
JavaScriptの特徴
- ブラウザ上で動作するため、インストール不要
- 比較的習得しやすい
- Webサイトをインタラクティブにできる
- 幅広い用途に使える
PHP
おすすめ度は★★★★です。
現在もWeb開発において広く使われている言語です。習得難易度が比較的低いです。
ブログではほとんど使用されているWordPressも、PHPで書かれています。
(当サイトもWordPressを使用しています!)
小さいシステムに適しているので、副業でプログラミングを始めたい方にもおすすめです!
Web 開発に興味があるけれど、最初から複雑な言語を学ぶのはハードルが高いという方は、PHP から始めてみるのも良いでしょう。
PHPの特徴
- 比較的習得しやすい文法
- Web開発に特化しているため、Web開発に必要な機能が豊富
- オープンソースで無料
- 多くのレンタルサーバーで利用可能
Java
おすすめ度は★★★★です。
Java は成熟した言語であり、今後も 安定した需要 が見込まれます。
特に、 大規模なアプリケーション開発では Java の需要は依然として高いです。
Java を習得することで安定した就職先を見つけることも可能 です。
名前が似ていますが、JavaScriptとは全くの別物です。
安定したプログラマを目指している人はJavaを始めてみるのが良いでしょう。
Javaの特徴
- OS問わずに動作する。
- 自動メモリ管理で、エラーやクラッシュを減らす。
- Web、アプリ、ゲームなど、幅広い用途で活躍。
- 豊富な情報と資料で、学習が容易。
Ruby
おすすめ度は★★★です。
Rubyは、英語に近い自然な文法で書かれています。
他の言語に比べて初心者でも学びやすいという特徴があります。
また、コード量が少ない傾向にもあり、複雑な処理であっても比較的シンプルに記述することができます。
Rubyは1995年に日本人によって作られた言語です。
Webアプリケーション開発を中心に依然として高く、今後も安定的に推移すると予想されています。
Rubyの特徴
- 英語に近い自然な文法で、初心者でも学びやすい。
- Web開発、データ分析、機械学習など幅広い用途に対応。
- プログラム自体を操作し、高度なカスタマイズが可能。
なお、おすすめのプログラミングスクールが知りたい方は、以下のリンクも参考にしてください。
目的別のプログラミングスクールの選択方法をおすすめしています。
まとめ
自分に合った言語を見つけるためには、
- 興味のある分野
- 作りたいもの
- 将来的になりたい自分
などを具体的にイメージすることが大切です。
この記事がプログラミングを始めるうえでの参考になれば幸いです。
自分にあった言語を探しましょう!
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