こんな方に向けての記事です。
- 1人で客先常駐をしている人
- 客先常駐の体験談を知りたい人
- 客先常駐でやる気が出ない人
1人客先常駐(SES)は、孤独、ストレス、長時間労働…。
想像以上に辛い経験となることがあります。
しかし、事前にしっかりと準備し、適切な対処法を身につけることで、
苦難を乗り越え、成長の糧にすることも可能です。
この記事では、実際に1人客先常駐を経験した私のリアルな体験談もご紹介します。
これから1人客先常駐(SES)を始める方、現在辛い状況で悩んでいる方はぜひご覧ください!
実体験に基づいた生々しい内容となっております。
1人客先常駐(SES)のリアルな体験談
1ヶ月で1人客先常駐へ配属、孤独とプレッシャーに押しつぶされそうになった日々
私はもともと全く関係のない業界の営業から未経験でエンジニアに転職しました。
SESの会社に入社し、1ヶ月の研修後、いきなり1人で客先常駐へ配属されました。
そこで、以下のような状況となり、精神的に追い詰められました。
- わからないことだらけで、誰にも相談できない
- 納期に追われ、常にプレッシャーを感じてしまう
- 孤独感と不安で押しつぶされそうになる
「入社前に想像していたエンジニアの仕事とは全く違う。こんなにつらいなら、転職しなければよかった。」
と後悔する日々が続きました。
また、しばらくして、別の客先常駐先にて働いたときには、
長時間労働と人間関係のトラブルに苦しんでいました。
- 毎日深夜まで残業
- 休日出勤も当たり前
- 客先とのトラブル
- 上司からのプレッシャー
心身ともに疲弊し、「もう限界だ。このままでは潰れてしまう。」
と感じ、転職を決意しました。
辛い状況を乗り越えるための具体的な対処法
人客先常駐(SES)で辛い状況を乗り越えるためには、以下の対処法が有効です。
1. コミュニケーションを積極的に取る
- 定期的に上司や先輩と面談し、悩みや不安を相談する
- 同じ境遇の同僚と情報交換し、支え合う
- クライアントとの良好な関係を築き、円滑な業務を進める
2. ストレス解消法を見つける
- 運動や趣味など、自分なりのストレス解消法を見つける
- 十分な睡眠と休養を取る
- 必要であれば、カウンセリングなどの専門的な助けを求める
3. 上手に断ることを学ぶ
- 無理な仕事を依頼された場合は、断る勇気を持つ
- 自分のキャパシティを把握し、無理のない範囲で仕事を進める
- 周りに協力を求め、助けを得る
4. スキルアップを図る
- 必要なスキルを習得し、自身の価値を高める
- 資格取得を目指す
- 社内研修や勉強会に参加する
5. 転職を考える
- どうしても辛い場合は、転職を視野に入れる
- 自分に合った職場を見つける
- 転職エージェントを活用する
SES企業の問題点
1人客先常駐(SES)で辛い思いをすることが多いのは、SES企業のビジネスモデルにも原因があります。
- 人売りIT企業と呼ばれる
- エンジニアを商品として扱い、利益を追求する傾向がある
- エンジニアのスキルや経験よりも、単価を重視する
- 一人客先常駐が多い
- エンジニアが孤独やストレスを感じやすい環境を作り出す
- コミュニケーション不足や情報共有の不備などが起こりやすい
- 長時間労働や休日出勤が多い
- エンジニアのワークライフバランスを崩しやすい
- 健康被害につながる可能性がある
1人客先常駐は逃げても良い?
1人客先常駐(SES)が辛い場合は、無理に続ける必要はありません。
- メンタルヘルスのリスク
- 1人客先常駐は、うつ病やその他の精神疾患のリスクを高める
- 長時間労働やストレスによる心身の疲労が蓄積しやすい
- 代替案としての社内SEや自社開発エンジニア
- 社内SEや自社開発エンジニアとして働くことで、より安定した環境で仕事ができる
- スキルアップもしやすく、キャリアアップにも繋げやすい
- 転職は決して悪いことではない
- 転職活動を通して、自身のスキルや価値を再認識できる
- 自分にあった職場を見つけることはキャリアにとって重要
社内SEへの転職体験談
上記の問題から私は社内SEへと転職しました。
当然不安もありましたが、しっかりと準備し、諦めずに活動した結果、希望の企業に転職することができました。
ここでは、私の転職活動の経験と、成功するために役立ったことを詳しくご紹介します。
1. 社内SEを選んだ理由
- 安定した環境で働きたい: SES企業と比べて、残業や休日出勤が少ないと聞いていました。
- 自分のスキルを活かせる仕事がしたい: 社内SEであれば、自社のシステム開発に携わり、自分のスキルを存分に活かせると思っていました。
- キャリアアップを目指したい: 社内SEであれば、管理職になるための経験を積むことも可能だと考えていました。
2. 転職活動で苦労したこと
社内SEとしての転職だったため、以下のような点で苦労しました。
- 求人情報の少なさ:
社内SEの求人情報は、SESと比較してあまり多くありませんでした。 - 経験不足:
面接では、1人客先常駐(SES)での経験をどのように活かせるのか、社内SEとしてどのような貢献ができるのかをアピールする必要がありました。 - 業界知識の不足:
社内SEの仕事内容や求められるスキルについて、十分な知識を持っていませんでした。
3. 転職成功のために役立ったこと
これらの困難を乗り越え、転職を成功させるために、以下の点に力を入れました。
- 早期に転職活動を始める:
転職活動は時間がかかります。早めに準備を始めることで、焦らずに活動することができます。 - 自己分析をしっかりと行う:
自分の強みや弱み、スキルを把握することで、自分に合った求人を探すことができます。 - ターゲット企業を絞る:
闇雲に求人を探すのではなく、自分が本当に働きたい企業に絞って活動することで、効率的に転職活動を進めることができます。 - 面接対策をしっかりと行う:
面接は、転職活動において最も重要なポイントの一つです。事前にしっかりと準備をすることで、自信を持って面接に臨むことができます。 - 転職エージェントを活用する:
転職エージェントは、求人情報の紹介や面接対策などのサポートをしてくれます。上手に活用することで、より効率的に転職活動を進めることができます。
社内SEになりたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
社内SEになれば、SESや客先常駐と無縁な生活が送ることができます!
まとめ
1人客先常駐の辛さを乗り越えるためには、自分自身の状況を冷静に見つめ直し、適切な対処法を選ぶことが大切です。
上司に相談して案件を変えてもらう、部署異動を願い出る、または自社開発企業に転職するなど、
さまざまな選択肢があります。
重要なのは、自分のメンタルヘルスを守ることです。
1人客先常駐が続くと、うつ病などのリスクが高まるため、早めに行動を起こしましょう。
辛い状況から脱出するために、社内SEや自社開発エンジニアとして働くことも視野に入れましょう。
社内SE・自社開発特化の転職サイトを活用することをお勧めします。
客先常駐で悩んでいる方が少しでも減ることを願っています。
コメント